私は、父から分相応生きるということを言われてきた。
両親が離婚する前、父はよく母にも分相応に生きるということを言っていた。
その時は、何が分相応だ、ととても反発した気持ちになった。
分相応という分は、身分?
人間に身分も何も無い。
みんな平等だ。と思っていた。
でも、歳を重ねて、親になって、よく分かるようになった。
分相応の分を身分という意味とは感じないけれど、
自分にどうしても合わない高貴な世界がある。
自分にどうしても合わない上品な世界がある。
自分にどうしても合わない下品な世界がある。
自分にどうしても合わない中身の無い世界がある。
39歳。
私に合う世界がようやく少しずつ見えてきた。
父が言っていた言葉も理解できるようになった。
分相応に生きること。
私は、それを自分らしく生きるということと捉えることにする。
子どもたち、どうか自分らしく生きてね。
といっても、まだ自分というものが分からない人もいると思う。
たくさんたくさん悩んだり、苦しんだり、失敗したり。
そうして、自分というものが見えてくるから。
焦らず慌てず、大丈夫。大丈夫。
人生に正解も間違いも無いから、自分を信じて前に進め!
私も前に進む!世界が子どもたちの笑顔で溢れるように。
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