突然発症するパニック障害

私がパニック障害になったのは、26歳だか27歳の時。

朝、通勤中、満員電車の東横線が緊急停止をした時に、突然起こった。

駅員さんたちが、無理矢理押し込んで、ようやく入れた満員具合だった。

そして、その日はとても寒い日で、コートを着ていた。

しかし、満員電車の中はとても暑く、周りのおじさんたちともピタリとくっつかざるを得ない。

おじさんたちの前の晩の酒臭さと朝食に飲んだコーヒーと口臭を打ち消そうとするガムの臭いが加齢臭に加わり、思い出しただけでも吐き気のする臭い。

気持ち悪い。。

鼻から息を吸わないようにして、口だけで呼吸してみる。

苦しい。。

心臓が破裂しそうにバクバクして、手に汗をにぎる。

暑い!

そして、頭の中でパンっと弾けるような音がした。

死ぬほどの苦しさ、叫び出したい気持ちが抑えきれない。

その時から、私は電車に乗るのが怖くなった。

電車に乗るとどうしても、手に汗をかき、心臓が破裂しそうにバクバクして、逃げ出したくなる。

一駅一駅降りながら、ようやく目的地に着くのだった。

間違えて快速に乗ってしまった時は、大変なパニック発作と格闘することになった。

その後すぐ、恵比寿の病院で診てもらったのだが、医者との相性が合わず、精神科の薬に抵抗もあり、通院や投薬してでの治療はしなかった。

そこからは、パニック発作になるような苦しくなることや場所を避けながらの日々の始まりだった。

今から思うと、早めに適切な投薬治療をしていれば、完治していたのだろうか。と思う時がある。

今も私はパニック障害と共に生きている。

生活は180度変わり、苦手なことがたくさんあって、不自由なこともたくさんある。

でも、不自由になったことで、助けを求め、感謝し、その中で喜びを感じ、楽しさを見つけながら生きていけることを知った。

不自由は絶望では無く、希望であると信じて。

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